こんにちは。
なんでも記録、姉ポです。
最重度知的障がいをもつ妹の成年後見人をしています。
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姉ポが成年後見人になった当初、前任者である弁護士が通帳もキャッシュカードも返却してくれなかったため、取引停止にして新しく通帳を作りました。
その様子は「成年後見人交代、口座名義を変更する(ゆうちょ)」にて。
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解任後も通帳を返さない成年後見人|通帳を再発行しました(ゆうちょ)
解任された成年後見人のA弁護士が、通帳類を新任者に渡さず保有しつづけました。ゆうちょ銀行に相談し、盗難紛失の手続きをして、A弁護士が持つ通帳を取り引き停止に。通帳を再発行したうえで、A弁護士が解任から今までのあいだに、不正な利用をしていないかの調査をしました。
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その際、あえてキャッシュカードはつくりませんでした。
理由はこちら。
- 支払いのほとんどを自動振替にしており使用頻度が少ないから
- 現金は姉ポが立て替え、まとめて精算するため使用頻度が少ないから
- 盗難などのリスクを減らしたいから
なるだけ貴重品を預からないことがリスク回避だと思い、ゆうちょ口座も通帳だけで問題ないと思っていました。
ところがどっこい、成年後見人つき口座は ATM にて通帳での払い戻しができない。
窓口にて無料で払い戻しはできるのだけど、窓口が混んでる!
振り込み(いまのところ1回だけ)となると、手数料が高い!
というわけで、キャッシュカードを発行しました。
キャッシュカードを発行する(ゆうちょ)
郵便局の金融窓口にて申し込みができます。
用意するものは次の通り
- 「キャッシュサービス利用申込書」
- 通帳
- お届け印
- 成年後見人の本人確認書類(免許証など)
「キャッシュサービス利用申込書」は窓口でもらい記入をします。
発行の手続きを済ませると、成年後見人の住所に後日郵送で送られてきます。
ATMでお金を引き出す(ゆうちょ)
ATMにて、通常なら通帳だけで入出金と記帳が一度にできて便利なゆうちょ口座。
成年後見人つき口座の通帳では、これができません。
できるのは通帳記入のみです。

ATMではキャッシュカードでしかお取り引きできません。
他の銀行のように、キャッシュカードと通帳をいっしょに入れることもできなかった。
姉ポは必ず記帳をしたいので、例えば、『払い戻し(お金の引き出し)』は次のようなながれになります。
1回目、キャッシュカードで取引をする(預金を引き出すなど)。
2回目、改めて、通帳記入をする。
- 「お引出し」を押す
- キャッシュカードを入れる
- 暗証番号4桁を押す
- 引き出したい金額を押す
- 現金を受け取り、戻ってきたキャッシュカードを抜く
- 「通帳記入」を押す
- 通帳を入れる
- 記帳が終わったら通帳が出てくるので受け取る
なぜこんなシステムにした?
理由はよくわからないままですが、
ゆうちょATMで通帳記入以外の取引をするときには、毎度この二度手間を行います。
まとめ
ゆうちょの成年後見人つき口座では、ATMを使用する場合キャッシュカードが必要なことがわかりました。
- キャッシュカードの作り方
郵便局窓口で申し込みの手続きをし、カードは成年後見人の住所に後日郵送で届く - ゆうちょATMでの現金の引き出しかた
引き出しと通帳記入、別々に取り引きする

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