永遠の2歳児

白内障手術から1ヶ月|術後の経過

2024年7月31日

喜ぶうさぎ

右目の視力を失っていた妹ちゃんの白内障手術が実現し、
10日間の医療保護入院から退院したあとの経過を記録しておきます。

こんにちは。
東京に戻って疲労から2週間寝込んだ姉ポです。
CdLSで最重度知的障がいをもつ妹の成年後見人をしています。

術後7日目の診察の翌日に退院することができ、
当初言われていた自宅待機期間も必要なく入所施設に戻った妹ちゃん。
共同生活が心配ではありますが、経過良好です。

 

白内障手術後2週間・1ヶ月の診察

妹ちゃんの退院=姉ポの帰京 から6日あとに術後2週間目の診察がありました。

その頃、姉ポは熱を出して寝込んでいました
実は気苦労が半端なかったっぽいです...

 

2週間後|施設職員から生活にあたっての確認など

入院中は福祉から医療にバトンタッチされるので、すべて姉ポが対応します。

本人の様子や眼科医と話した内容は、入所施設に電話や施設に出向いた際にお伝えはしていました。
しかし、共同生活を始めて疑問に思うことや確認したいことなどが発生するかと思われます。

診察は施設職員さんら(担当職員と施設看護師)にお願いしていました。

  • 眼球の傷口の状態は良好
  • 特に不具合はみられない

 

1ヶ月後|小倉医療センター最後の診察

術後1ヶ月の診察も施設職員さんらのみでお願いしました。

こちらは本人と会って様子を見たかったし、眼科医にも改めてお礼を言いたかったのですが、いまいち体力が回復せず遠方移動は控えることにしました。
(バンドの練習と、義父の四十九日忌も控えていましたし...)

  • 眼球の傷口の状態は良好
  • 眼圧なども問題ないので術後としては今回で診察終了
  • かかりつけ医に引き継ぐ
  • 点眼薬は使い切り(現在の点眼薬を使い切ったら終わり)

 

今後はまた療育センターの眼科医にお世話になります
眼科医、精神科医それぞれから引き継ぎのお手紙を預かっていただきました。

姉ポ
小倉医療センターの先生方・職員の方々
本当にありがとうございました!

 

施設での様子と見えかた

退院時の注意点、衝撃を与えないことと、土いじりはさせないことを、施設側と共有しました。
用心をして土埃が舞いそうな所は1ヶ月間避けてほしい希望も。

 

入所生活でのリスク

衝撃については、レンズがズレる危険があります。
レンズがズレると再手術が必要とのことです。

妹ちゃんは小さいので、入所者から叩かれたり突き飛ばされたりがあって非常に危険。

特に・・・新しい入所者が妹ちゃんを執拗に追い回しているとのことで心配です。
試験的に対策を練っていただいた経過で、その対象が妹ちゃんから職員さんに移ってきているようです。
職員が手薄な時には、両者を自由にさせないようにしてくれています。

衝撃については一生注意をしないといけないので、今後も対策について取り組んでもらいます。

 

妹ちゃん退院後の様子

眼科医は「視力が良くなるわけではないが、濁りが取れてクリアになるし、視界が明るくなっているはず」とおっしゃっていました。

本人の様子を聞いているとまさにそのような感じで、以前よりもまわりが見えているのでしょう。
ご機嫌なことが多いようです。

  • 手すりを持って踊ってることがある
  • 発語が多くなった
  • 床の色が異なる時など大きく足を上げることがなくなった
  • 食べ漏れがなくなった

 

姉ポ
きっと見えかたが変わって、
楽しいのだと思います!
施設の職員さん
そのぶん周りが気になるようで

療育センターから言われていた話では手術は不可能だと思って長年経過観察してきましたが、結果的にはなんなく終わりました。
ならばもっと早い時期にやってあげられていたらと悔やまれますが、今回だったからこそ無事だったのかもしれませんし。

 

今後は・・・

引き続き転倒や衝撃に気をつけます

眼科の診察は療育センターへ。
まずは引き継ぎのお手紙を持参して一度は診察を受け、その後については眼科医の指示に従います。

振り返れば、最初に白内障の話が出てから7年
本当に長かった・・・

この手術のことがあったので、急いで施設を東京に移さねば!というところでした。
本当に大変でしたがクリアできましたので、施設探しのモチベーションはダダ落ち。

今の支援を考えると、生活介護を変更したくない気持ちもあります。
しかし、今回姉ポが寝込んだことを加味すると、距離はやはり障害。

ともあれ妹ちゃんが見えるようになってご機嫌であることが喜ばしい。
まずは任務終了ですね!

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